11月24日(日)、ついにこの日がやってきました。塩田小学校創立150周年を祝う集いの日です。旧コミセン跡地、そして運動場には溢れんばかりの車。たくさんの方々が続々と学校に押し寄せてきました。
あまりの来場者に8時20分の開場時間を待たずに開場しました。
8時35分からは「150周年記念動画」の上映です。明治、大正、昭和、平成、令和の5つの時代を乗り越えてきた塩田小学校の数々の映像に開場から拍手も起こりました。
第1部は、記念式典の部でした。光市の新市長さんや教育長さんをはじめ、40名を超える来賓の方々、そして卒業生、保護者・地域の皆様にご出席いただき、厳かに式典を執り行うことできました、
第2部は学習発表の部です。
低学年の発表は「校歌のなぞ」について調べたことを、しおた探検隊になりきって楽しく発表してくれました。
「かわせみ さとく 水をきるって?」「石にかがやく空の色って?」「済美その名のあるところって?」・・・など、なぞを一つ一つ解き明かしながら・・・
舞台狭しと歌ったり、踊ったり。
大活躍の2年生の姿に来場者も思わずにっこり。元気いっぱいの塩田愛に溢れた発表でした。
中学年は、「石城山」にまつわる歴史や言い伝えについて、電子紙芝居にまとめて発表しました。
光紙芝居の方々に紙芝居を読んでいただいたことをきっかけに、石城山にまつわる紙芝居を自ら読み、その中で紹介される「神籠石」や「第二騎兵隊」についても調べて発表することができました。
最後は自作の紙芝居を発表しました。閉校を迎えるさみしさと、塩田の伝統を大和の伝統として引継ぎたいという子どもたちの願いが感じられる発表でした。
高学年は、「しおたのすごい人Ⅱ」として塩田で活躍する3組の方々について、ニュース形式発表しました。
キャスター、レポーターに扮し、塩田のすごい人が、どんな思いをもってどんな活動をなさっているのか。そして、その方から何を感じ取ったのかを発表していきました。
最後には、それらの方々から学んだことをもとに、これからの自分がどうありたいのかを一人ひとり自分の言葉で発表しました。
来賓の方からは、「10名の子どもたち、一人ひとりが、塩田地域のひと・もの・ことと向き合い、それを自分事として受け止め、それに対し、自分はどうありたいか、自分に何ができるかを真剣に考えている。熱い、厚い、発表だった。」とのあたたかい言葉をいただきました。
この学習発表の部をとおして、子どもたちが一段と成長することができたことを感じています。
(つづく)