子どもたちが待ちに待ったオンライン太鼓交流会を開催しました。
コロナ禍で演奏機会の少ない中、オンラインでの太鼓の演奏交流を行い、互いの演奏や伝統文化のよさを感じ取る機会になればと昨年度から取り組んでいます。今年度は３校での同時開催にチャレンジしました。
石城太鼓の歴史や特徴について、発表した後、いよいよ石城太鼓の演奏です。
遠く離れた同年代の仲間が見ている前での演奏です。自ずと握るバチにも力が入ります。
鬼もオンラインバージョンで、カメラの前に突然登場しました！
最後もビシッっと決めました。
演奏後は、他校の友だちから感想をもらいました。バチ先の細かなところまで見て感想を伝えてくれる子もおり、同じ太鼓に取り組んでいる仲間だからこその感想に、交流のよさを感じました。
その後、秋吉小学校の草炎太鼓、八坂小の重源太鼓の発表を聴かせていただきました。
本校からも聴かせていただいた感想を伝えました。炎が燃え上がるような演奏だった草炎太鼓、太鼓の音はもちろんのこと、叩き方でも魅了する重源太鼓。両校ともすばらしい演奏でした。
７０～８０㎞離れた地域ではありますが、同じように伝統の太鼓を受け継いでいこうとがんばってる仲間がいることを感じ、大きな勇気と刺激をいただいた気持ちです。
終了後、体育館後方で観覧してくださった地域の方々からも「思わず涙が出た」「自分の子どもが叩いていた頃のことを思い出した」「子どもたちががんばっている姿を見ると元気が出る」とのご感想をいただきました。
美祢市立秋吉小学校の皆さん、山口市立八坂小の皆さん、本当にありがとうございました。これからも互いにがんばっていきましょう。いつか、本当に出会って、生で演奏交流できるとよいですね。
地域の皆様もご観覧をありがとうございました。
