歯科衛生士さんに来ていただき、1・2年生に歯みがき・ミラノール指導を行っていただきました。
はじめに、子どもたちの歯ブラシとコップの状態の確認です。「物には心があるんだよ。ブラシの先がつぶれていたり、ブラシの後ろに歯型がついたりしていると、歯ブラシは悲しい思いをしてしまうんだよ。」とお話がありました。歯みがき指導の前に、基本的な「物を大切に使うこと」についても教えていただきました。子どもたちは、このお話を前のめりになりながら聞いていました。
次に、歯の模型をみせていただき、乳歯と永久歯の色やかたちの違いについて教えていただきました。その後、自分の歯を鏡でみながら子どもの歯、大人の歯の違いを確かめました。子どもたちは、「ぼこぼこした歯がある!」「大人の歯がある!」とたくさんの発見をして、楽しみながら活動することができました。
次に、一番はじめに生えてくる大人の歯「第一大臼歯」のお話を聞きました。第一大臼歯は一番大きく、かむ力の強い歯ですが、みぞが深くてぼこぼこしており、むし歯になりやすいです。そのことも踏まえて、奥歯のみがき方やみがきにくいところのみがき方を教えていただきました。最後に、ミラノールうがいの仕方についても教えていただきました。
歯は、食べ物を噛み砕いて消化しやすくするだけでなく、「発音を助ける」「体の姿勢やバランスを保つ」など、全身の健康に関わってきます。6月の歯と口の健康週間には、3~6年生にも歯科指導を行う予定にしています。ぜひご家庭でお子さまと歯みがきについてお話していただけたらと思います。