11月24日に、美祢市立秋吉小学校の皆さんと、インターネットを利用した「オンライン太鼓演奏交流会」を行いました。
今回で2回目の開催になります。客席では、保護者の皆さま、地域の皆さま、そして束荷小学校5・6年生の皆さんも参観してくださいました。
本校の6年生にとっては、今年最後の演奏の機会となります。緊張感もありましたが、リズムに乗って迫力が伝わる演奏ができていました。
塩田小の演奏が終わると、秋吉小学校の皆さんからたくさんの感想をいただきました。
「秋吉の太鼓とは違った雰囲気だった」といった感想もありました。
続いて、秋吉小学校の皆さんが取り組んでいる「草炎太鼓」の演奏をききました。「草炎太鼓」は、毎年2月に行われ秋吉台に春を呼ぶ壮大なカルスト台地の「山焼き」をイメージして作られているそうです。
広大な草原に風が吹き、パチパチと音を立てて炎が広がり、大地が変化していく様子が、ぴったりと息の合った動きと音で、見事に表現されており、その素晴らしさに会場では、大きな拍手がわき起こりました。
塩田小学校からも「強弱があってすごかった」「動きがそろっていてかっこよかった」「山焼きの炎が広がる様子が伝わってきて、すごいなあと思った」といった感想を伝えました。
最後は、束荷小学校の皆さんに太鼓を体験してもらいました。体験した児童からは「バチを持った手がとても痛かったので、大変だと思った」という感想もありました。
2回のオンライン太鼓交流を通して、自分達と同じように地域の伝統を守り伝えようと頑張っている子どもたちがいることを知り、それぞれの地域の歴史に根ざした特色ある文化の素晴らしさを学ぶことができました。
秋吉小の皆さん、素晴らしい演奏やメッセージをありがとうございました。これからもお互いに頑張りましょう。