ふれあい遠足(石城山探訪)に行きました。

5月17日、ふれあい遠足を行いました。コロナ禍や、雨天のために何年も実現できていなかった石城山探訪です。ましてや塩田小学校の最後の全校遠足。好天に恵まれることを願っていましたが、願いが叶って、すばらしい天候のもと、ふれあい遠足を行うことができました。

参加・協力してくださる日本野鳥の会の方、青少年アドバイザーの方、コミュニティ協議会の方、そして、保護者の皆さんにごあいさつをして、さあ、出発です。

行きは、日本野鳥の会の方にご指導いただき、愛鳥学習を行いました。一人ひとりが双眼鏡を覗きながら、野鳥を探しながら登ります。

鳥の声は聞こえるけれど、姿を見付けるのなかなか難しいものです。タブレットPCで鳥の鳴き声を流すと、返事が返ってきた(?)のには驚きでした。

子どもたちは、ツバメ、シジュウカラ、ホオジロ、トビ等を見付けることができたようです。姿は見えませんでしたが、コゲラのドラミング(木をつつく音)も聞くこともできました。

山頂には、光紙芝居の皆さんが待ってくださっていました。光紙芝居の皆さんには、石城山に伝わるお話を聞かせていただきました。

塩田の誇りである、国の重要文化財石城神社の前で、石城山にまつわる話を聞かせていただけるのは、とてもありがたいことです。子どもたちは「やまんばのなみだ」「丁目の地蔵さま」の話を真剣に聞いていました。「『石城山って、本当にいいところだなあ』と思いました。」と子どもたちの感想。ふるさとのよさを改めて感じさせていただくことができたようです。

昼食は、大和地域が見渡せる広場でいただきました。この広場も地域の方が協力して切り拓いてくださったとのこと。地域の力に感服です。子どもたちはおうちの方につくっていただいたお弁当をおいしそうに食べていました。

午後は、石城山の文化財の探訪です。青少年アドバイザーやコミュニティ協議会の方に説明をしていただきなかがらさまざまな文化財等を見学してまわりました。

【神護寺跡・石城神社】

【仁王門・随身門】

【高日ヶ峰】

【神籠石】

【東水門(山姥の穴)】

【日本(やまと)神社・さざれ石】

文化財探訪を終え、一路学校へ。学校が見えるところで、記念写真を1枚。(学校に連絡をし、「済美の鐘」を鳴らしてもらうと、鐘の音がここまで届きました。)

「ただいま帰りました!」と元気な挨拶をして、全員無事帰校しました。

多くの保護者・地域の皆様にご協力いただき、充実したふれあい遠足にすることができました。子どもたちのふるさとを愛する心はますます大きくふくらんだのではないかと思います。ありがとうございました。