「全校で給食が食べたいです。」 6年生の卒業までにオープンスペースで全校給食を行いたいと、昨日、3・4年生が校長に願い出てきました。
「自分たちで自分たちの生活をつくろう」とするとてもよい取組です。校長からはOKが出ましたが「衛生面に気をつけること」「『6年生とみんなとで楽しい思い出づくりをする』という目的を果たすこと」という条件が出されました。短い準備時間の中、3・4年生は「どんな座席配置にするか」「みんなで楽しく会食するために、どんな企画をするのか」を一生懸命に考え、今日の全校給食を迎えました。
はじめての全校給食。オープンスペースで全校が円になり、楽しい会食のはじまりです。
考えてみると、コロナ禍で給食が黙食の形をとるようになって、今年度5月に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に変わり、日常が戻った後も、全員で給食を摂るという機会はとっていませんでした。どの子もとても楽しそうでした。
途中、3・4年生の企画でトークタイムがありました。はてなボックスから話題くじを引いて、その話題について、近くの人やみんなとトークします。
尊敬している人は?:「○○先生(担任)!」「塩田地域の人!」
一番の思い出は?:「修学旅行!」「みんなで秋吉台に行ったこと!」 等々
「へえ」「あー」「おー!」と、友達のトークに歓声が上がり、とても楽しい時間となりました。
企画してくれた3・4年生の皆さん、ありがとうございました。
子どもたちが楽しく過ごせたこともうれしいのですが、子どもたちが、自分たちで自分たちの生活をつくり出そうとしていることを、さらにうれしく思います。自治の力が育ってきている証拠です。これも、この1年間、5・6年生が、いろいろな場面で手本を示し続けてきてくれたからこそのことだと思っています。
…給食後、子どもたちから「毎日、全校給食でもいいね」という声が聞こえてきました。