8月の畑づくりから始まった「そばづくりプロジェクト」も今回が最終回。地域のプロジェクトメンバーの方々にご指導いただきながら「そば打ち」を行いました。
先日脱穀したそばの実をそば粉にしていただき、中力粉と合わせて、二・八そば用のそば粉を用意していただきました。ダマができないようにふるいに掛けて、鉢にそば粉を入れます。
水の加減に気を付けながら、「水まわし」をしていきます。指先を上手に使うのがポイントです。
「練り」は力のいる作業ですが、高学年の子どもたちががんばってくれて、よい加減にそば玉を練り上げることができました。
のし板の打ち粉をふり、そば玉をめん棒で伸していきます。
中央から前へ後ろへ、麺棒で力が均等にかかるように、みんなで力を合わせて、生地を伸していきました。
生地をたたみ、こま板とそば切り包丁を上手に使いながら、麺を切り出していきました。どんどん上達していく子どもたちにも、びっくりでした。(時々うどんのような太さになることもありましたが…)
できあがったそば麺は、地域の方に茹でていただきました。
茹で上がった麺です。8月に撒いた、あの種がこのような麺になると考えると、感慨深いものがあります。
子どもたちも茹で上がった麺を見て、歓声をあげていました。
今年度は、子どもたちの発案を生かして、子どもたちができるだけ準備の段階から関われるよう地域の方の協力を得ながら進めてきました。
6年生曰く「今年は達成感がある」とのこと。そばを育てるだけでなく、子どもたちの確かな育ちがあったことをうれしく思います。
塩田小の子どもたちの今日の夕食は「そば」でしょうか。ご家族の皆さんと、そばづくりについていろいろな話ができるとよいですね。
塩田そばづくりプロジェクトの皆様、本当にありがとうございました。