今日は、そばづくりプロジェクトの最後の活動、そば打ち体験を行いました。地域の方の説明をお聞きし、早速活動開始です。
まずは、そば粉や小麦粉をふるいに掛けました。そば8、小麦粉2の二八そばです。
水の量に気をつけながら、全体が均一になるように素早く混ぜていきました。
徐々に1つの塊になってきました。高学年の子どもたちや地域の方々が菊練り、ヘソ出しで、生地を調えていきます。
生地を寝かした後は、めん棒で伸ばしていきました。まずは3~4㎜、徐々に2㎜くらいへとどんどん伸ばしていきます。高学年の子どもたちは、これまでの積み重ねもあり、なかなかの手際のよさです。
最後に、そばの麺を細く切り出していきます。そば包丁でこま板を上手にずらしながら、切っていきました。
出来上がった麺を家庭科室に運ぶと、地域の方が麺を温め、準備してくださった出汁と具を加えて…
…肉そばのできあがりです!
ちょっぴり太めの麺もありましたが、とってもおいしいそばでした。子どもたちも地域の方も、満面の笑みを浮かべていただくことができました。中には、地域の方に「100点満点の何点?」と問われて「無限大!」と答えている子もいました。
畑作り、種植え、草取り、刈り取り、脱穀、そして、そば打ちと、自分たちで育て、食すことを経験させていただきました。その経験が、そばの味を一層おいしくさせているのかもしれません。また、打ったものをその場で食べるのは4年ぶりの活動です。子どもたちの願いを叶えてくださった地域の皆様に感謝いたします。