しおたミーティング~150周年・最終年度に実現したいこと~

参観授業の後は、「しおたミーティング」を行いました。児童、保護者の方、地域の方、教職員が語り合う拡大熟議です。テーマは「150周年・最終年度に実現したいこと」です。

まずは、一人ひとりが自分の意見を付箋に書き、それを発表しながら、似ている意見、つながる意見を整理していきました

「しっかりと学びたい」「あいさつの輪を広げたい」「卒業生と一緒に石城太鼓を叩きたい」「サマーイベントをして思い出をつくりたい」「校歌をみんなで覚えて大合唱したい」等々、たくさんのアイデアが出てきました。

中には、「運動会で自分たちで企画した種目を実施したい」「地域の人に『ありがとう』を伝える会をしたい」等、本校の教育目標に掲げる『自律』『尊重』『創造』の精神につながるアイデアもあり、感心しました。膨大な情報量でしたので、まとめる際は、大人の力を借りましたが、発表は大人の力を借りず、子どもたちだけで発表することができました。堂々とした発表の姿に保護者・地域の皆様から大きな拍手をいただくこともできました。

子どもたちと教職員だけでは考えつくこともできなかったさまざまなアイデアを生み出すことができました。これらのアイデアを、保護者・地域の皆さんの力を借りながら、一つで、二つでも実現していきたいと思います。

保護者・地域の皆さんとともに、思いや願いを実現した子どもたちはきっと、自分が大人になったとき、「今度は、自分たちが次の世代の思いや願いを叶えよう」と、塩田のよさを未来へつないでくれるのではないかと信じています。

子どもたちのために、しおたミーティングに参加してくださったすべての方に感謝を申し上げます。

(追記)

しおたミーティングの終わりに感想タイムをとりました。40名を超える大人を前に、次々と子どもたちの感想がつながっていきました。このしおたミーティングが、子どもたちにとって、いかに充実した時間であったかを物語っているようでした。